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歯周病かな?と思ったら

歯周病の原因と年齢の関係は

 若いころに、すべての歯がどのように並んでいたか覚えていますか?
最初に口のなかに生えてくる永久歯は第1大臼歯で、6歳頃に生えてきます。6歳臼歯が生えてから何年経過しているか、考えたことがありますか?

 歯はずっと口のなかの細菌にさらされています。特に歯周病に関係する細菌にさらされてしまう時間が長いのです。さらに歯軋りなどのストレスを受けてしまうと、歯の周囲の組織が破壊されてしまうため、歯周病になります。

 毎日、食事をすることで、歯は少しずつ削れてきます。さらに仕事や、日常生活のストレスなどで、歯を食いしばり、無意識のうちに歯軋りをすることもあるかと思います。歯軋りや食いしばりによって精神的にはバランスがとれるかもしれませんが、歯を支える組織は悲鳴をあげることがあります。疲れると歯茎が腫れ、歯が浮いた感じがします。身も心もストレスで疲れ、抵抗力が無くなります。その上特定の歯にストレスが集中してしまうことが多いのです。それをそのまま放置することが歯周病を進行させる大きな原因であります。
さらに、むし歯の治療をした歯やかぶせ物をした歯は、健全な歯に比べると、実際の歯とは違う材料のものを使って治療されています。治療経験歯は健全歯に比べて歯のけずれかたや力の受け方が変わってくるのです。

 つまり、歯や歯の周囲の組織も、若いころとは違って、歯もすり減ったり形が変わったりして、力が集中しやすくなります。免疫などの抵抗力も経年的に落ちます。その変化に応じてなるたけ快適に食事などの生活を営むことができるように調整するお手伝いをするのが、歯周病の治療の一つです。

歯周病予防の要はセルフケア

 歯周病が恐ろしいのはケアできていない部分に容易に再発するというところにあります。そのためにはまず、細菌を特定の歯に集中させないために、患者様ご自身で口腔清掃について勉強していただきます。問題のあるところは磨けていないところがほとんどなのです。そのような部位を少なくするためにはどのようなツールを使ってどのように清掃していけばよいのか、勉強していただき、実践していただきます。

当診療所の歯周治療プログラム

● 初期治療
 最初に歯周ポケットを計測し、どの歯がどれくらい歯周組織に問題があるのかを診断します。
口の中の掃除の方法について勉強し、歯石を取り除きます。それによって体がどのように反応するのか、ご自分でどのくらい清掃できるのかを約1ヵ月後に評価させていただきます。
 その結果から必要に応じて歯周ポケットの中についている歯石を取り除いた様子を見ていきます。かぶせ物やかみ合わせに問題がある場合にはこの時点で仮のかぶせ物で様子をみることがあります。これらの処置後さらに1ヵ月後に再度検査を行います。

● 積極的治療
 歯周ポケットが改善されない部位については、なんらかの汚れが残っているか、あるいは汚れがたまりやすいなどの問題点が改善されていないということで、歯茎の中の状態を直接確認する必要があります。その場合は外科処置を行い、必要に応じて歯を支えている骨の形を整えたりなどの処置を行い、経過を観察します。これらの治療の経過で、磨けていないところの指摘や必要に応じて生活指導を行っていきます。
治療後その結果を再度検査し、経過が良好な場合は、治療効果を長持ちさせるために必要なかぶせものなどの処置を行っていきます。歯のないところは、入れ歯やブリッジやインプラントなどの処置が必要となります。

●治療が終わったら定期的メンテナンスを
 治療後は、良い口腔内の状態を長持ちさせるために、定期的にメンテナンス治療を受けていただくのが好ましいと考えております。

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